虹ノ松原 (唐津)

(2009年十一月唐津鏡山より撮影

遥か下虹ノ松原冬霞 (唐津鏡山)
下界なる虹ノ松原冬霞(唐津鏡山)

唐津湾沿いに、虹の弧のように連なる松原。唐津藩初代藩主、寺沢志摩守広高が、防風・防潮林として植林したのが始まりで、全長5km、幅1kmにわたって続く松は、約100万本と言われています。今では、三保の松原、気比の松原とともに日本三大松原の一つに数えられ、国の特別 名勝に指定されています。NHK「21世紀に残したい日本の風景(BS2)」の投票で、第5位 に選ばれました!(唐津観光協会)

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世界の俳句

有季‧無季 定型.自由律 花鳥諷詠‧人情世故  時事‧社会 客観写生‧主観感動

 みんな みんなの母語でよむ俳句

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齢七十五にてつと去りし日を振り返りみて我自身を知る…
波の間に間に 流されるまま 人を羨むことなく 求めることなく
世間と争わず なれど 荒波に遭うを 免れ能わず
思いもよらない 公務員年金を亨く 多からずとも又 少なからず

命を保つに 憂うこと無し
キーボードを たたいて インターネットに遊ぶ

得るところ有れば 又与える事もあり
名利共に 余生の外にあり
(オーボー真悟)
#お知らせ!!
e-book (オーボー真悟の短詩集)を刊行しました、ご興味のある方は下記のアドレスhttp://www.olddoc.net/oobooshingo-poem.pdf をプレスして下さい、無料でダウンロード出来ます。                    
 (オーボー真悟)
The Global HAIKU Net: https://olddoc.net/global-haiku/index-H.html

2012年9月30日日曜日

俳句(HAIKU)-0137

  枝豆に時の過ぐるを頼りけり
  枝豆の一つ一つに時委ね
  万緑に炭火自殺の家族寝る
  見たくないデイケアの門夏の朝
  汗だくや子らのおまんままだまだや
   (呉昭新;オーボー真悟;瞈望) (12-09-30)


2012年9月5日水曜日

俳句(HAIKU)-136

お俳句もおつとめなるやすすき波
羅や夕日に愛でるシルエット
蓑虫や身なりにめげぬ垂れ姿
風鈴やスカイプ運ぶ涼し音よ
口ばかり並んで見える燕の子(12-09-05)
                           (呉昭新;オーオー真悟;瞈望)
                                                    平安神宮(2002)

2012年9月3日月曜日

俳句(HAIKU)-135

糸瓜水頚を切られし糸瓜蔓
水枯れて屋上ガーデンねこじゃらし
雷に覚めた悪夢はただの夢
台風に故郷の消えし家なき子
台風も山の神には頭下げ (12-09-02)
         (呉昭新;オーボー真悟;瞈望)
                ウイーン(2001)